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福井高専の数学の授業
  グラフ電卓とは?

 福井高専では5年前から「グラフ電卓」と呼ばれる特殊な電卓を使った授業を行っています。
 グラフ電卓TI-89、そしてその後継機であるTI-89Titaniumは、方程式を解くなどの数式処理を行ったり、データを解析したり、いろいろな機能を持っています。もちろんその名のとおり、グラフを描画することもできます。 
数式処理 データ解析 グラフ描画

 グラフ電卓を使った授業の一例を紹介しましょう。下の写真は屋外で行った三角関数の授業の様子です。黄色いラインで作った円周上を1人が等速で動き、もう1人はそれを横に見ながら直線上を歩きます。直線上を歩く人の動きを、距離センサーと接続したグラフ電卓で解析すると、右図のようなグラフが描かれます。
授業の様子 図解 距離のグラフ

 グラフ電卓を使うことによって、これまでにはない授業を行うことができるようになりました。
 
 私たちは出前授業やSPP(サイエンス・パートナーシップ・プログラム)で、福井高専以外の学校にもグラフ電卓を持ち込んで、授業を行っています。興味が湧いた方は「出前授業&SPP」のページもご覧になってください。


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